猫ごはんを考える会

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キャットフードの選び方で猫の老化予防になる

猫は生後約1年で人間の20歳分、その後は1年で4歳ずつ歳をとっていきます。
そのため7歳からはシニア猫の扱いになり、キャットフードの選び方、与え方にも注意が必要になってきます。
猫も大切な家族の一員ですから、出来ればいつまでも健康でいてほしいですよね。
キャットフードの選び方で、老化予防が出来ることはご存知ですか?
今回は老化予防が出来るキャットフードの選び方について、詳しく紹介していきます。

1.猫の老化とは?

猫の7歳は人間でいう44歳です。
まだまだ若いと思いがちですが、1年で4歳歳をとるのですから人間に比べて衰えるのも早いです。

シニア猫になるとだんだんと運動量が減ります。
一日中寝ていることが増え、太りやすくなります。
噛む力が弱くなり、歯が抜け落ちたりもします。
毛艶がなくなり白髪も増え、様々な病気にもかかりやすくなります。

猫の平均寿命は12歳前後と言われています。
昔は5歳前後だったので、だいぶ長寿になりました。
歳をとっていくのは仕方のないことですが、元気だった猫の元気のない姿を見るのは辛いですよね。
そのため、飼い主である私たちが、老化予防をしてあげる必要があるのです。

2.老化予防のためのキャットフードの選び方

2-1.低カロリーなもの
運動力が減り寝ていることが増えると、当然代謝も落ち太りやすくなります。
私たちは太ってしまったとき運動や様々なダイエット法で体重を減らすことが出来ますが、猫は食事制限でしか体重を減らすことが出来ません。
そのため、低カロリー且つ栄養価が高いキャットフードを選んであげる必要があります。

2-2.消化吸収に優れているもの
歳を取り代謝が衰えると、胃腸の動きも鈍くなります。
消化に悪いキャットフードを与えていると、消化器官に負担を掛け下痢や便秘になってしまうので、消化にいいキャットフードを選んであげる必要があります。

猫は年齢問わず穀物の消化が苦手なので、タンパク質が豊富に含まれた穀物不使用のキャットフードがオススメです。
消化のいいキャットフードは消化器官の負担を減らす他に、筋力の低下を抑制する効果もあるのです。

2-3.抗酸化成分が含まれているもの
抗酸化成分は老化を予防する効果があります。
主な成分は、ビタミンC、ビタミンE、タウリン、ルテイン等です。

また、ポリフェノールが含まれているキャットフードは、老化の原因となる活性酸素を除去したり、血液をサラサラにする効果があります。
血液をサラサラにすることで、生活習慣病を予防することが出来るので様々な病気のリスクを減らすことが出来ます。
疲労回復効果もあり、細胞も同時に活性化させてくれます。
そのため、毛並みがよくなり、見た目の若々しさも保つことが出来ます。

3.サプリメントを上手く活用しよう

上に挙げた成分が含まれているキャットフードを与えるのがベストですが、キャットフードを変えるのは根気のいることなので、あまりコロコロ変えたくはありませんよね。
そんな時は、猫用のサプリメントで必要な栄養素を補ってみてはいかがですか?

シニア猫になってから必要な栄養素を補うために与えるのも良いですが、成猫期からキャットフードと併用して与えることでシニア期に入ってからの老化が緩やかになります。
ビタミンやコラーゲン、グルコサミンやコエンザイム等、人間の健康にもいい成分を含んだサプリが多いので、猫の症状に合わせて併用して与えてみてはいかがでしょうか。

4.おわりに

キャットフードの進化に伴い、猫の平均寿命も延びました。
必ず歳を取っていくとはわかっていても、いつまでも長生きしてほしいのが飼い主心ですよね。
猫に優しいキャットフードを選んであげる他、サプリメントと併用しながら上手にキャットフードを与えてあげることで、猫と過ごせる時間が長くなるかもしれません。