
猫のアレルギーには様々な原因がありますが、キャットフードにもアレルギーを引き起こす原因となるものが含まれています。アレルギー症状は、主に身体にかゆみを感じたり、下痢や嘔吐があり、これらはキャットフードが原因で起こっている場合があるのです。
良かれと思って普段与えているキャットフードがアレルギーの原因になっているとしたら悲しいですよね。今は何ともなくてもそれに気づかずに与え続けているといずれアレルギーになる場合もあるのです。
もし今、アレルギーの可能性を意識せずにキャットフードを与えているとしたら、一度見直した方が良いかもしれません。では、どんなキャットフードがアレルギーになりにくいのでしょうか。また、どういったものがアレルギー発症の原因として挙げられるのでしょうか。
今回はそういった悩みを持つ方のために、アレルギーが起こりにくいキャットフードの選び方をご紹介します。
2-1.穀類、添加物を避ける
猫は本来肉食動物です。
猫の消化器官はもともと穀類をうまく消化しにくいメカニズムで、アレルギーの原因としても挙げられます。その中でもアレルギーになる可能性が高いといわれているのが、とうもろこしと小麦です。しかし残念なことに、これらがメインの食材として作られているキャットフードは意外に多いのです。
グレインフリーとよばれるキャットフードは、原材料に穀類を使っていないので、健康に良く、、アレルギーのリスクも抑える事ができます。
穀類が原因でアレルギーを起こしている可能性がある場合は、まずはグレインフリーのキャットフードに変えてみることをおすすめします。
また、比較的安価に手に入るキャットフードには添加物が多く含まれている事も多いです。
BHT、BHAといった酸化防止剤が成分表に入っているものは避けた方が良いでしょう。
2-2.魚やラム肉がオススメ
主原料が肉である事自体は良いのですが、その肉に含まれるタンパク質がアレルギーを引き起こす原因になっている場合もあります。牛肉や鶏肉はアレルギーになる場合もあるので、もし肉の種類によるアレルギーの可能性がある場合は、ラム肉や魚が主原料であるキャットフードに変えてみると良いでしょう。
魚の中でもとくに白身魚はアレルギー発症の可能性が低いとされ、注目されている食材です。
それでいて高タンパクなので消化吸収も良いです。
食事に繊細な猫の場合は白身魚が主原料のキャットフードをおすすめします。
もしすでにアレルギーの疑いがある場合は、何が原因なのかをまず知る必要がありますので、その時に与えているキャットフードの原材料をまず把握しましょう。
もちろん獣医師との相談のもとアレルゲンを明確にするのが一番ですが、今まで穀類メインのキャットフードだったものを肉類メインに変えて変化がある猫もいます。そういった場合は、穀類が原因であった可能性がありますよね。
思わぬところに原因が潜んでいることもあります。些細な変化を見逃さず、身近なところから改善していくためにも愛猫をよく見てあげてくださいね。