猫ごはんを考える会

キャットフードはいい加減に選ばないようにしよう

キャットフードを買う時、どのような点を重視して選んでいますか?
選び方によっては、猫に悪影響を与えてしまうかもしれません。
今回は、キャットフードをいい加減に選んだらどのような悪影響を与えるのかについて、詳しく解説していきます。

1.キャットフードの選び方の悪い例

1-1.値段で選んでいる
市販されているキャットフードの値段は、安いものだと1.5キロで400円台からあります。
給料日前で家計が厳しかったり、多頭飼いしていて毎日キャットフードを大量に消費する場合、ついつい価格の安いキャットフードを選んでしまってはいませんか?

価格の安いキャットフードのメリットは、価格が安いことだけです。
デメリットの方が圧倒的に多いのです。

1-2.メーカーやCMでの知名度で選んでいる
聞いたことのあるメーカー、見たことのあるCMのキャットフードは安心だと思いますよね。
私も初めて買ったキャットフードは、CMで猫が美味しそうに食べている有名メーカーのものでした。

しかし、そういったキャットフードは広告費にコストをかけているので、キャットフード自体に良質な材料が使われているわけではありません。
良質なキャットフードほど、クチコミで広がっていくので広告費があまりかからないのです。

1-3.パッケージで選んでいる
美味しそうなパッケージのキャットフードは魅力的ですよね。
思わず手に取りたくなるパッケージのものは、ウェットキャットフードに多いです。
猫にとっても美味しいはず!と思ってしまう気持ちは分かります。

しかし、そのキャットフードは“おかず”ではありませんか?
ウェットキャットフードは、主食になる総合栄養食の他に、おかずやおやつにしかならない一般食(副食)や間食も存在するのです。

2.キャットフードをいい加減に選ぶとどうなる?

2-1.必要な栄養素が足りなくなる
上にも挙げたとおり、一般食に分類されているものを主食として与えてしまうと、猫が一日に必要とする栄養素が足りなくなってしまいます。
ウェットキャットフードを購入する際は必ず“総合栄養食”と表示されているものを選びましょう。

2-2.病気になるリスクが高くなる
安価なキャットフードの主原料の多くは穀物です。
猫は肉食動物なので、穀物を消化することを苦手としています。
穀物が多く入っているキャットフードを食べ続けると、腸に負担がかかり下痢や便秘の原因となります。

○○ミール、○○パウダー等の表示のものは4Dミートと呼ばれる粗悪なタンパク質です。
猫によってはアレルギーを発症してしまう可能性があります。

また、着色料や保存料等の添加物を多く使っており、それらは私たちの食べるジャンクフードのようなものです。
毎日食べ続けると肥満の原因にもなりますし、中には発がん性物質が含まれているものもあるので注意が必要です。

3.キャットフードの選び方の良い例

3-1.総合栄養食のもの
ドライキャットフードは基本的に総合栄養食なので問題ありませんが、ウェットキャットフードは総合栄養食と表示されているものを選んであげてください。

3-2.主原料がタンパク質のもの
主原料が穀物(小麦・大麦・米・玄米・とうもろこし)や、4Dミートでないものを選んであげてください。
チキン、ターキー、ビーフ、フィッシュ、サーモン等の表示のものがオススメです。

3-3.人工添加物を極力使っていないもの
プロピレングリコール、亜硝酸ナトリウム、エトキシキン、BHA、BHT、グリシリジン、アンモニエート、赤色102号等、危険と言われている添加物は挙げればキリがありませんが、なるべく人工添加物を使っていないものを選んであげてください。

3-4.ライフステージに合ったもの
子猫とシニア猫では必要とするカロリーも栄養素も大きく違うので、必ず年齢に合ったものを選んであげてください。

4.おわりに

“なんとなく”で選んでいるキャットフードには、思わぬ危険が隠れています。
パッケージ裏面を見るだけでも意識は変わると思います。
猫の為にも良質なキャットフードを選んであげられるといいですね。