猫ごはんを考える会

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キャットフードの賞味期限はどれくらい?

人間が食べるものに賞味期限があるように、キャットフードにも賞味期限があります。
賞味期限が切れた食べ物は、あまり美味しくないですよね。
スーパーで食材を買う時も、なるべく賞味期限の長いものを選ぶ方も多いと思います。
今回は、キャットフードの賞味期限について解説していきます。

1.賞味期限が過ぎたキャットフードは与えない

期限が切れているものを猫に食べさせるのは辞めてあげてください。
期限切れのものを食べたからといって、すぐに健康を害することはありませんが、 賞味期限=美味しく食べられる期間 ですので、賞味期限内に食べきれる量を買うようにしましょう。
味や風味の落ちたキャットフードは食べないことが多いですが、酸化が進んだキャットフードを食べ続ければ、病気の原因にもなります。

2.ドライフードの賞味期限

2-1.ドライフードの賞味期限と保管場所
ドライフードの賞味期限は、未開封のもので約1年半、開封してからは約1ヶ月が一般的です。
外気に触れることによって、味や風味がどんどん損なわれていくので、開封後はなるべく早めに食べさせてあげる必要があります。
また、ドライフードは水分量が少ないので、湿気の多い場所で保管しているとフードの食感が変わってしまいます。
最悪の場合、酸化が進んでカビが生えてしまうこともあります。
品質を維持する為にも、直射日光の当たらない湿気の少ない場所で保管するようにしましょう。

2-2.安いときにまとめ買いするのはアリ?
たまにホームセンターなどで安売りされているキャットフードを見かけますが、賞味期限が迫っているものが多いです。
そういったときに沢山買い溜めしたい気持ちはわかりますが、期限内に食べきれなかった場合、折角買ったものを捨てるのはもったいないですよね。
また、安売りされているキャットフードには、防腐剤や酸化防止剤などの人工添加物が大量に使われている可能性があります。
人口添加物は猫にとって決していいものではないので、安いからといって安易に購入するのは控えましょう。

3.ウェットフードの賞味期限

3-1.ウェットフードの賞味期限と保管場所
意外かもしれませんが、ウェットフードはドライフードに比べ、賞味期限が長く設定されています。
未開封時は缶詰タイプで約3年、レトルトタイプで約2年です。
開封してしまうと、1日で食べきらなければならないのですが、大半のものは1食分ごとに小分けになっています。
もし食べきれなかった場合は、フリーザバッグに入れて冷凍庫で保管すると1ヶ月程度保存がききます。
解凍するときにレンジを使ってしまうと、味が落ちてしまうので注意が必要です。
冷蔵庫に移して自然に解凍したあと、常温に戻してあげると味を損なわずに食べてもらうことが出来ます。
未開封時の保管場所はドライフードと同様、高温多湿を避けた場所で保管しましょう。

3-2.安いときにまとめ買いするのはアリ?
賞味期限が長いので、災害時の保存食としてまとめ買いしておくことも可能です。
しかし、ウェットフードは水分量が多いので、保管方法を間違えてしまうとドライフード以上に品質が損なわれてしまいます。
賞味期限が長いといっても、なるべく購入後1年以内には与えるようにし、あまりにも前に買ったものを猫に与える際には、色やにおいに注意しましょう。

4.賞味期限が長いもの、短いもの、どちらがいい?

スーパーやホームセンターで買える市販のキャットフードは、賞味期限が長いことが多いです。
飼い主にとってはとても助かることなのですが、防腐剤や酸化防止剤などの人工添加物が大量に使われている可能性が高く、猫にとってはあまりよろしくありません。
価格も安いのでつい手を伸ばしがちですが、賞味期限が長い=常に新鮮というわけではないのです。
プレミアムフードと呼ばれているものは、市販のものに比べて賞味期限が短くなっています。
それはキャットフード自体が無添加であったり、使われている保存料が自然由来のものだからです。
同じ添加物でも、自然由来の添加物と人工添加物では大きく違います。
しかし、市販のものと比べて新鮮な分、保管方法が悪いと夏場は虫などが湧く可能性もあるので注意が必要です。
値段が高い分、原材料も良質なものを使っているので、賞味期限は短く管理にも注意が必要ですが、自信をもってオススメ出来ます。

5.まとめ

この機会に一度自宅にあるキャットフードの賞味期限を確かめてみてはいかがでしょうか。
ドライフードもウェットフードも保管方法を守り、賞味期限内に与えてあげることが大切です。
プレミアムフードは賞味期限が短く値段も高いですが、猫の健康維持がしやすくなるので、猫のためにも是非一度検討してみてください。