
猫の生涯の主食となるキャットフード。
折角なら、美味しそうに沢山食べてくれるものを選んであげたいですよね。
食いつきのいいキャットフードはどのようなものなのでしょうか。
今回は食いつきのいいキャットフードの選び方について、詳しく紹介していきます。
猫は肉食動物なので、肉や魚等の動物性タンパク質を好みます。
その為、それらを主原料としているキャットフードを与えると食いつきがよくなります。
しかし、動物性タンパク質ならなんでもいいわけではありません。
チキン・ターキー・フィッシュ・サーモン等、名前を聞くだけで生きているときの姿形が想像出来るものは良質な動物性タンパク質と言えます。
反対に、○○ミート、肉副産物等、肉なのはわかるけど何の肉かはわからないものは粗悪なタンパク質なことが多いです。
原材料欄を確認し、良質なタンパク質を使っているキャットフードを選んであげましょう。
猫は美食家と言われている動物です。
人間でも肉が好きな人、魚が好きな人がいるように、猫も個体によってそれぞれ味の好みがあります。
肉が好きな猫に魚味のキャットフードを与えても、好みの味でない為なかなか食べてくれません。
飼っている猫がキャットフードをなかなか食べてくれないときは、与えているキャットフードの味の種類を変えてみるといいかもしれません。
ドライキャットフードをガラッと変えるのが心配な方は、一食食べ切りになっているウェットキャットフードで肉味、魚味のものをそれぞれ与えてみてください。
そうすることで、猫の味の好みがわかります。
猫はニオイにつられて食事を摂ると言われています。
その為、美味しそうなニオイのするキャットフードが好きです。
ドライキャットフードでも香りの強いものはありますが、含まれている水分量が少ない為そこまで香りを感じることが出来ません。
ウェットキャットフードは80%以上が水分で出来ているので、原材料そのものの香りを楽しむことが出来、とても食いつきがよくなります。
普段あげているドライキャットフードに、ふりかけやウェットキャットフードをトッピングしてあげると、美味しそうに食べてくれますよ。
無添加のキャットフードは猫の健康にいいですが、猫が無添加のキャットフードを好むかと言われたらそうでもありません。
人工添加物を沢山使っているキャットフードは、合成香料で猫好みの香りを強くつけているので、無添加のものより食いつきがいいこともあります。
しかし、食いつきがいいからといって、人工添加物を沢山使っているキャットフードを与えることは猫のためになりません。
人工添加物はすぐに猫の健康を害することはありませんが、将来的な病気のリスクが高くなります。
将来的なことを考えると、天然由来の添加物を使っているものや、無添加のキャットフードを与えた方がいいことは明確です。
短絡的に考えず、長期的な目で見てキャットフードを選んであげましょう。
猫が美味しそうにキャットフードを食べてくれると、私たちまで嬉しくなりますよね。
少しでも食いつきのいいキャットフードを与えてあげたい気持ちもとてもよくわかります。
しかし、猫は自分で健康管理をすることが出来ないので、飼い主の私たちが健康管理をしてあげる必要があります。
プレミアムキャットフードの多くは、猫の健康にいい上に食いつきもいいと評判なので、一度検討してみてもいいかもしれません。