猫ごはんを考える会

飼育環境によって選べる

飼育環境によってフードは変えるべきでしょうか。
昔は野良ねこに時々餌をやることで、家にいつかれてしまい、
時々散歩にいっては帰ってくる、というような飼い方をしている家が多くありました。

いまでも野良猫の数はかなりいると考えられますが、勝手な繁殖をくりかえすことにより、糞害や交通事故などいろいろな問題が起こり、
保健所につれてこられ、可哀想な最後を迎える猫も少なくありません。
そのため、ほとんどの動物病院やペットショップでは、猫を室内飼いすることを推奨していますし、猫にとっても幸せといえます。

最近ペットフードのランキングでも人気のフードで、「インドア」と表記のあるものがあります。
文字通り、このように部屋の中から一生でないような猫に適しているフードといえます。

部屋の中からでない、インドアの猫に大切なポイントは主に3つに分けられます。

①肥満
②関節・骨のサポート
③消化機能のサポート

①の肥満は、やはり全力で走ることもないですし、獲物を捕まえる必要もないので、野良猫にくらべて圧倒的に運動量が少ないことに起因します。
ペットの体調に関する悩みを調査したところ、犬・猫ともに肥満が1位でした。

おもちゃで一緒に遊んであげるなど、積極的に運動をさせると共に、
フードもダイエット対応のものや、カロリーも控えめのものを選んで、身体に脂肪がたまらないようにしたいものです。
食物繊維を多く含み、発泡加工でカサをおおくして満足感を増やしているものもあります。
去勢・避妊手術のあとも、特に太りやすくなるので、注意が必要です。

②は、インドアの猫の場合、野良猫と違ってやはり関節や骨をつかう機会がぐっと少なくなります。
高いブロック塀に登ったり、木に登ったりといった関節・筋肉の動きはしませんので、使わない筋肉や関節は、やはり弱りやすくなります。
コンドロイチン・グルコサミンなど関節をサポートする成分のはいっている、フードをえらびましょう。

コンドロイチンは、全身の、特に関節軟骨に多くふくまれる成分で、
コラーゲン繊維がつくる網目に絡みついたような状態で表面の摩擦を和らげています。
人間でも猫でも、コンドロイチンを意識的に摂取することは、関節軟骨、しいては骨をまもることにつながります。
肥満傾向にある猫は、体重がありますので、より関節に負担がかかります。

フードに気配りをすると同時に、環境も、猫用のアスレチックなどを用意してあげると、より良いといえます。

③は、人間と同じで猫も極度の運動不足は、消化機能を衰えさせることになります。
身体を動かすことで、リンパの流れをよくし、コレステロールをさげ、代謝を良くすることで、消化活動も健全に保たれます。
乳酸など腸内環境を整え、消化吸収が適度に必要な、フードを与えることで補います。