
キャットフードは色々な種類があります。
一般的にはドライフードが一番安価になっています。
長期保存が可能なためです。
安いものには理由があります。
添加物フリー、無農薬原料、手作りなどにこだわりたいところですが、そうすると、どうしても高価になってしまいます。
激安だけど、無添加、なんてキャットフードはあるのでしょうか。
安く販売するためには、色々な工夫があります。
まず添加物の定義はなんでしょうか。
食品衛生法の定義としては、食品添加物とは食品の製造過程で、
または食品の加工や保存の目的で食品に添加、混和などの方法によって使用するもの、とあります。
砂糖、塩、醤油、酢、味噌なども、その定義に当てはまってしまいますが、
それらは伝統的調味料ということで、食品添加物ではないという判断になります。
一般にペットフードで、無添加というと、着色料系、香料系、保存料系の3つに大別されています。
この中で、気をつけるべきは保存料です。
着色料や香料は、安全性については必然ではないので、販売側としても無添加を売りにする場合、使用しないようにすることは可能だからです。
しかし気をつけなければいけないのが、原材料に穀物などを大量に使用し、
それを着色料や香料でごまかし、肉の「ように」みせかけている場合です。
肉や野菜の比率をできるだけ確認し、あまりにも少ない場合は、やすくてもさけるべきです。
保存料はある程度、品質を確保するためにはしかたないケースもあります。
特にドライフードで保存料無添加というものは少ないと思います。
どうしても、肉や魚を原料にしたばあい、水分含有量が少ないとはいえ、非常に劣化しやすいからです。
保存料については、加工方法を工夫することで最小限に抑えることができます。
まず缶詰めは基本的に、酸化防止剤、防カビ剤などを含んでいません。
液体や空気がはいっているようですが、中は窒素ガスで充填されており、
つまり無酸素状態なので、開封しないかぎり細菌などが繁殖することができないからです。
缶詰で安いものは一缶40円程度で手に入ります。
さらにまとめて購入することで、半額程度にはなることもあるようです。
激安といえば、サンプル品が一番です。
例えば、TLCキャットフードは無添加ですが、1キロ500円でお試しセットとして販売しています。
猫の好みもありますし、色々なサンプルを試してみるのも方法ですね。