
1.必要な事にだけ着目する
キャットフードを選ぶとき、気を付けたいことがありすぎて結局悩んでしまうことはありませんか?
どれも大事なのですが、すべてを満たすキャットフードを見つけるのはなかなか難しいものです。そんなときは、愛猫の状態に合わせて着目すべき項目を絞って探してみましょう。
年齢や病気の有無、健康であっても気を付けたい点はあります。今回は、キャットフードを選ぶときに最低限気を付けたいことをご紹介します。
2.外国産を選ぶ
普段、私たちが食べているご飯は国産品が良いとされています。
キャットフードもその基準で買いたくなりますが、本当にそれで良いのでしょうか。
実はキャットフードに関しては、国産品は避けた方が良いといわれています。
というのも、日本のペットフードに対する規制は海外に比べて甘く、食材とは呼べないような粗悪な肉がキャットフードの中に入っている場合もあるからです。
反対に、安全性の高い原産国はどこでしょうか。
イギリス、フランス、ドイツといったヨーロッパの国々は規制が厳しく、安全性が高いキャットフードを作っている点で人気の原産国です。日本国内でも2009年に法律が設けられたことにより基準は高まりましたが、以前より安全性の基準が高いペットフードを作っている国に比べればまだまだです。
ひとまず最初の項目として、外国産のキャットフードに絞って選ぶと、より品質と安全性が高まるでしょう。
3.主原料は肉類
成分表を見るのは基本中の基本でもありますが、具体的にはどこを見ると良いのでしょうか。
大事なのは、主原料が何かということと、人工的な添加物の有無です。
人工的な添加物は、発ガン性があるものも確認されており、猫の体にとって良いことはありません。
BHAやエトキシキンという酸化防止剤はとくに注意で、発ガン性があるにも関わらず、これらが含まれているキャットフードは意外と多いのです。この添加物が含まれていたら、避けた方が良いでしょう。
主原料で気を付けたいことは、肉類なのか穀類なのかを知ることです。
穀類は猫にとって栄養源のメインではありません。それなのにキャットフードの主原料が穀類なのは、コストを抑えるためだといわれています。猫に必要なのは、肉類です。
価格は上がりますが、肉食動物の猫本来の食事を考えたらそれが当たり前なのです。
チキンや魚など、肉の種類は様々ありますが、まずは穀類を避け肉類メインであることに着目しましょう。
4.効果的な選び方をするために
上記は健康な成猫にはいえることですが、持病がある猫や高齢猫の場合は多少変わってきます。
その時は悩む必要もなく、医師のすすめるキャットフードや、年齢ごとに用意された専用のキャットフードを買うのが良いでしょう。
成猫には栄養になるものも、病気のある猫にとっては逆効果になる場合もあります。
まずは愛猫の病気の有無を確認し、その状態に合った最低限気を付けることを実行してくださいね。