猫ごはんを考える会

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ウェットキャットフードの選び方

ドライキャットフードを主食として与えていても、キャットフード売り場にある様々な種類のウェットキャットフードに目を惹かれることはありませんか?
パッケージも美味しそうで価格も安いので、思わず手に取ってしまいますよね。
普段は何気なく選んでいるかもしれませんが、きちんと種類や成分について把握しておくことが大切です。
今回は、ウェットフードの選び方について、詳しく紹介していきます。

1.ドライキャットフードとの違いとは?

1-1.水分量が多い
一番の違いは水分量の多さです。
ウェットキャットフードはドライキャットフードの約8倍もの水分を含んでいます。
子猫からシニア猫まで、どのライフステージの猫にも食べやすくなっています。

1-2.嗜好性が高い
ウェットな性質上香りの強いものが多いので、匂いにつられて餌を食べる猫には合っています。
ドライキャットフードに比べ、食いつきがとてもいいです。
味付け・形状も種類が豊富なので、様々な種類の中から猫に合ったものを選ぶことが出来ます。

1-3.栄養価が低いものが多い
ドライキャットフードは、基本的に総合栄養食なので、どれを選んでも安心です。
しかし、ウェットキャットフードは原材料の8割が水分で、高たんぱくなものが多いので、総合栄養食以外のものを一食分の食事として与えてしまうと、猫が一日に必要とするカロリーを摂取しきれません。
“ウェットキャットフード”と一括りにして選ばないよう注意が必要です。

2.ウェットキャットフードの選び方

2-1.主食にするか、副食にするかで選ぶ
ウェットキャットフードを主食として与えたい場合は「総合栄養食」を選びましょう。
総合栄養食のウェットキャットフードと水だけ与えていれば、猫が一日に必要とする栄養を摂ることが出来ます。

ドライキャットフードと併用して与えたい場合は、「一般食」「副食」「栄養補完食」等と表示されているものを選びましょう。
メーカーによって表記はバラバラですが、“ドライフードと併用して与えてください”等の表示が必ずしてあります。
ドライキャットフードだけでは摂りきれない栄養が摂れる、水分補給が出来る、餌の食いつきがよくなる等の利点があります。

2-2.味や形状で選ぶ
魚が好き、肉が好き、猫にもそれぞれ個性がありますので、飼っている猫の好きな原材料をメインで使っているものを選ぶと喜んで食べてもらえます。
歯が弱い猫にはパテタイプ、水をあまり飲まない猫にはスープタイプ等、猫の状態に合わせた形状のものを選んであげるといいでしょう。

一食食べ切りサイズのものが多いので、色々試して好みを探るのもオススメです。
食いつきを見ているだけで、好きなメーカーまで分かるようになりますよ!

2-3.原材料・添加物で選ぶ
あまりに安すぎるものは、猫にとって有害な材料が使われている可能性があります。
どんなお肉が使われているかわからないものは避けましょう。

また、長期保存を可能とする為、大量の添加物が含まれているものもあります。
ただちに健康を害するわけではありませんが、猫にとってよくない成分であることは間違いありません。
合成着色料・二酸化チタン・増粘安定剤等が入ったものは注意が必要です。

3.おわりに

ウェットキャットフードは値段やパッケージの印象だけで選びがちですが、種類や成分なども把握しておくことが大切です。
猫に合ったものを選ぶ際は色々なタイプを試してみるといいでしょう。
ぴったりのものが見つかるといいですね。