猫ごはんを考える会

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うっかり買わないように!質の悪いキャットフードの見分け方

数あるキャットフードの中から愛猫に最適なものを見つけるのは、時間のかかることです。
それでも少しでも早くピッタリのキャットフードを見つけたいですよね。ですが、これだけ種類が増えた中からどのように選んでいけば良いのでしょうか。
世の中には良いキャットフードはたくさんありますが、残念ながらあまり質が良いとはいえないキャットフードも存在しています。とくに日本国内では、ペットフードに対する基準、規制が甘いため、外国では使わないような材料を使ってしまっているケースもあるのです。
今回はより良いキャットフードを見つけるために、質の悪いキャットフードの見分け方をご紹介します。

1.成分表をよく見る

1-1.肉類の正体
肉類メインのキャットフードを選ぶのは基本ですが、ここに落とし穴があります。
チキンやサーモンといったように、どんな肉なのかがわかるように原材料が書いてあるものは良いのですが、「肉副産物」や「○○ミール」といった、肉の内容が書かれていないものは要注意です。

これらは通常キャットフードには入れない、本来であれば破棄するような肉の可能性があり、安全面で見ると不安が残ります。「肉にはかわりないから…」「製品として作られているんだから大丈夫」と思いがちですが、冒頭にあるように日本のペットフードの規制はまだまだ未熟なところがあります。
売られているから大丈夫、とは一概には言えないのです。

1-2.穀類が多い
また、穀類メインで作られているものも良いとはいえません。穀類をメインにして作るメリットは、コストが抑えられるからという人間側の都合であることがほとんどだからです。
穀類の栄養素は猫にはあまり必要なく、むしろ消化しづらい成分のため穀類が多いと内臓器官にも悪影響が出ます。

キャットフードはまず、主原料やその内容をよく見るようにしましょう。
原材料は多く使われているものから順番に記載されています。
一番最初に穀物が書かれているものは避けて、チキン、サーモンなどとはっきり記載されているものを選びましょう。

2.添加物の種類

香料、着色料といった人工的な添加物が入っているものも注意が必要です。香料が含まれているということは、食い付きを良くしなければならない理由がある、ともいえます。
添加物は基準値内であれば問題無いともいわれますが、国によって意見が分かれるものです。
穀類のようにキャットフードの量を直接増やしたりはできませんが、保存料を入れることでキャットフードを長持ちさせ、安い値段で販売することができ、長期間店舗や家に置くことができます。結果としてお店や消費者が買いやすいものとなり、保存食のような賞味期限のキャットフードになってしまうのです。

3.キャットフードの役割を考え直す

質の悪いキャットフードに共通していることは、人間の都合で作られている比率が多いということでした。猫への栄養面や安全面がおろそかになってしまってはキャットフードの意味がありません。

表面だけでは質の良し悪しはわからないものです。だからこそ、私たちがしっかりと記載内容を読んで見極める必要があります。キャットフードには質の良いものも悪いものもあるということを受け止め、飼い主さんの正しい基準で選んであげてくださいね。