
キャットフードは冷凍することで鮮度を保つことが出来ますが、解凍方法がとても大切です。
正しく解凍しないと、折角冷凍保存したキャットフードを食べてくれない可能性が高くなります。
今回は、冷凍したキャットフードの解凍方法について、詳しく解説していきます。
キャットフードは冷凍することで、開封したものでも3~4ヶ月保存が可能です。
ウェットキャットフードは基本的に開封した当日に食べ切らなくてはいけないので、保存期間が延びるのは嬉しいポイントですね。
しかし、冷凍した当日のものと、3ヶ月経ったものでは味は違ってきます。
冷凍保存に頼りすぎず、なるべく早めに与えるようにしましょう。
冷凍したキャットフードは、常温で保存しているものと比べると酸化の進み具合は遅いです。
ですが、酸化の進みが遅くなるだけで、酸化していくことに変わりはありません。
冷凍当初のキャットフードは味が落ちる心配はありませんが、3ヶ月冷凍したキャットフードは酸化が進んでいたり、冷凍やけして味が落ちている可能性があります。
また、冷凍庫の空気にキャットフードが触れるように保存すると、冷凍庫のニオイがキャットフードに移り味が落ちてしまいます。
そのため、きちんと密封して保存することが大切です。
さらに、解凍方法を間違えると味が落ちてしまいます。
以下に挙げる解凍方法を参考にし、美味しい状態のキャットフードを与えてあげましょう。
ドライキャットフードもウェットキャットフードも、与える前日に冷蔵庫に移し替えて解凍しましょう。
常温やレンジ解凍の方が早いですが、キャットフードの味が落ちてしまうので、折角新鮮な状態で冷凍したのに食いつきが悪くなる可能性もあります。
時間はかかりますが、冷蔵庫でゆっくり解凍するようにしましょう。
そして、解凍し終わってからもそのまま与えるのではなく、常温に戻るまで待ってから与えましょう。
猫はあまり冷たいキャットフードを好みません。
手間はかかりますが、猫に美味しいキャットフードを与えるためには気配りも大切です。
徐々に完全解凍させることで、キャットフードの味も落ちず、食感も少し柔らかくなり食べやすくなります。
是非一度試してみてください。
キャットフードの冷凍保存は、賞味期限が長くなるメリットがありますが、保存方法や解凍方法が間違っているとキャットフード自体が無駄になってしまう可能性もあります。
冷凍方法や解凍方法は手間がかかりますが、今回紹介した方法を守り、猫に美味しいキャットフードを与えてあげてくださいね。