猫ごはんを考える会

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キャットフードは高価なものの方が安心か?

キャットフードは味も種類も価格帯も様々です。
安かろう悪かろうという言葉がありますが、それはキャットフードにも当てはまるのでしょうか。
今回は、キャットフードは安価なものより高価なものの方が安心なのかについて、詳しく解説していきます。

1.激安キャットフードとの違い

激安キャットフードと高価なキャットフードとの一番大きな違いは、使われている原材料です。
激安キャットフードはコストを抑えるために、カサ増し出来て安く手に入る穀物を主原料としていることが殆どです。
さらに、4Dミートと呼ばれる生ごみ同然の肉を使用している可能性が極めて高いです。
それらのニオイを誤魔化し、少しでも美味しそうに見せるため、合成香料や着色料を大量に使っています。
また、賞味期限を長くするために発がん性のある酸化防止剤を使用していることも多く、まさに、安かろう悪かろうな品質と言えるでしょう。

高価なキャットフードは、人間でも食べられるほど品質の良い原材料を使っています。
肉や魚は新鮮なものを使用し、産地にもこだわっているので安心安全です。
当然無香料無着色で、使われている添加物も天然由来のものなので、猫に優しいキャットフードと言えます。

2.猫の食いつき

激安キャットフードは嗜好性を高めるため、猫の好きなニオイを付けています。
私たちの食べるジャンクフードのようなものです。
たまに食べると美味しいですが、毎日食べると飽きてしまいますよね。

高価なキャットフードは素材の味を活かしたものになっています。
肉や魚の香りや旨味が引き出されていて食いつきがいいと思いがちですが、中には素朴な味すぎて食べてくれない猫もいます。

高価なキャットフードの方が食いつきがいいのは確かですが、食いつきに関しては“猫の好みによる”と言えるでしょう。

3.高いキャットフードを与えるメリット・デメリット

高いキャットフードを与えるメリットは沢山あります。

まず、良質なタンパク質を使っているので、栄養価が高いこと。
香料や着色料が使われていないので安心安全なこと。
それに伴い、将来的な病気のリスクが低くなること。
さらに排泄物のニオイが軽減され、毛並みもよくなります。

デメリットは値段が高く、どこででも手軽に買えるわけではないこと。
無添加のものは賞味期限が短い(約1年)ことです。


圧倒的にメリットが多いのが分かると思います。
激安キャットフードは、このメリットとデメリットを反対にしたものです。

どちらを選んだ方がいいのかは明確なのではないでしょうか。

4.おわりに

やはりキャットフードに関しても、値段と品質は比例します。
しかし、売っている中で一番高いものを選んだからと言って、それが猫にとってベストなキャットフードとは限りません。
腎機能が低下している猫には高たんぱくなキャットフードは向きませんし、いくら高品質なキャットフードであっても、猫の好みに合わずに食べてくれなくては意味がありません。

猫の状態や好みを見ながら、猫にとって本当にベストなキャットフードを選んであげられるといいですね。