猫ごはんを考える会

ドライキャットフードの与え方

猫はとっても可愛い動物ですよね。
可愛いからといって、猫が欲しがるときに、欲しがる量だけキャットフードを与えてはいませんか?
肥満や病気を予防する為にも、早いうちからキチンとした食事の習慣をつけることが大切です。
今回は、ドライキャットフードの与え方について、詳しく紹介していきます。

1.与える回数・量

1-1.与える回数
子猫期は一回に食べられる量が少ないので、1日3~4回。
成猫になったら、1日2~3回が理想です。

食事の時間を認識してもらう為にも、毎日決まった時間に与えることが大切です。
仕事が忙しくて餌をあげる時間がバラバラになってしまう飼い主さんには、「自動給餌機」というアイテムがオススメです。
筆者も使っているのですが、毎日決まった時間に決まった量の餌が自動で出てくるので、仕事中や外出中に猫の餌の心配をすることがなくなります。
一泊二日程度なら旅行にも行ける優れものです。

猫も今では餌が出てくる時間を理解して、機械の前でジッと待ち構えたりしています。
食事のリズムを作ってあげることで、猫の体調(食欲がない等)を知ることが出来るのです。

1-2.与える量
子猫の場合は、カロリーを沢山摂取しなければならないので、100g=411kcalとした場合一日あたり50~70g。
成猫の場合は猫の大きさにもよりますが、100g=382kcalとした場合一日あたり45~85gの量を与えるのが平均的です。

15分程度で食べ切ることが出来る量を目安に、飼い主が微調整してあげましょう。

2.与える場所・容器

2-1.トイレから離れた静かな場所
猫は綺麗好きな生き物です。
そして、猫の嗅覚は、私たちの数万~数十万倍優れています。
綺麗好きで鼻がいい猫の食事の場所が、トイレの近くだと不快なのは理解出来ますよね。

また、野生の時の名残から、安全な場所での食事を好むので、出来るだけ静かな場所を食事の定位置にしてあげましょう。

2-2.清潔に保たれた容器
食事をしたあとの容器は、なるべく毎日洗ってあげましょう。
上にも書いたとおり猫は鼻がいいので、清潔な容器を好みます。
特に陶器やガラス製の容器は、丈夫で洗いやすく匂いも付きにくいのでオススメです。

3.与えるときの注意点

3-1.必ず水と一緒に!
ドライキャットフードに含まれる水分量は10%以下とかなり少ないので、必ず水と一緒に与える必要があります。

また、猫は水を飲むのが苦手な生き物なので、キチンと水を飲んでいるか飼い主が確認してあげる必要があります。
キャットフードを与える際に、水も新鮮なものに交換し、どのくらい飲んだか把握してあげることが大切です。

3-2.30分経っても食べないようなら一旦下げる
猫は餌をちょっとづつ何度かに分けて、ムラ食いする習性があります。
食欲がない場合もありますが、食いつきが悪いからと言ってウェットキャットフードやおやつを与えてしまうと、ますますドライキャットフードを食べなくなってしまいます。

そういう時は、一旦餌を下げてしまうことが大切です。
餌を食べなかった=下げられてしまう
と学習するので、ドライキャットフードのみでも規則正しく食べてくれるようになります。

3-3.年齢・体調にあったものを与えよう
全年齢に与えることが出来るキャットフードは、1日に与える餌の量でカロリーを調整します。
ライフステージごとに分かれているキャットフードは、それぞれ100gあたりのカロリーが違うので注意が必要です。
年齢に合ったカロリー調整をしてあげましょう。

また、体調が悪そうなときは無理にドライキャットフードを与えるのではなく、ウェットキャットフードに切り替えるなどして臨機応変に対応してあげましょう。

3-4.ふやかして与える
歯周病の老猫や、歯が生えそろわない子猫など、硬いドライキャットフードを食べるのが難しい猫には、ふやかして与えましょう。ぬるま湯でふやかして、食べられるやわらかさに調整して与えてください。
ウェットキャットフードを与える方法もありますが、普段から主食にしていた総合栄養食のドライキャットフードの方が栄養管理は楽です。
飼い主さんの判断でどちらかの方法を選んでください。

4.まとめ

キャットフードの与え方のコツを知ることで、肥満や病気を予防することが出来ます。
また、規則正しい食事習慣に変えることで、今まで食べてくれなかったドライキャットフードを食べてくれるようになるかもしれません。
キャットフードを変える前に、まずは与え方から見直してみましょう。