
ウェットキャットフードには、様々な形状があります。
大きく分けると「フレークタイプ」「パテタイプ」「スープタイプ」の三種類です。
今回は、フレークタイプのキャットフードについて、詳しく紹介していきます。
フレークタイプのキャットフードは、私たちの食べているツナ缶のような形状をしています。
三種類の中でも素材の形状が一番よく残っているので食べごたえがあり、万人受けならぬ万猫受けするキャットフードです。
味の種類も豊富で、猫缶やレトルトパウチ等の容器で販売されていることが多いです。
価格も安価なものが多く、一食食べ切りタイプのものが殆どなので、街で見かけたら気軽に手に取りやすいでしょう。
これはウェットキャットフード全般に言えることですが、ドライキャットフードと比べて猫好みの味のものが多いので、食いつきがいいといった特徴もあります。
フレークタイプのキャットフードは、原材料が魚のものが殆どなので、魚好きな猫にオススメです。
魚の香りや味わいも強く、食感も生の魚に近いので少量でも満足感を得ることが出来ます。
嗜好性が高く、水分を多く含んでいるので、食欲のない猫やあまり水を飲まない猫にも向いています。
味の種類も豊富なので、飽き性の猫や偏食で栄養に偏りがある猫にも是非食べてもらいたいキャットフードです。
素材の形状がそのまま残っているので、ドライキャットフードに振り掛けて与えるのがオススメです。
「総合栄養食」と表示されているものは、バランスよく栄養素が配合されているので一食としてカウントしても大丈夫ですが、「一般食」「副食」「栄養補完食」などと表示されているものは、普段与えているドライキャットフードと組み合わせて与えてください。
ウェットキャットフードはカロリーが低いので、ドライキャットフードとウェットキャットフードの割合を1:2くらいにして与えてあげると、普段より量が多いのに低カロリーな食事になります。
歯にくっつきやすいので、口臭や虫歯に注意してあげる必要があります。
毎日・毎食与えるのではなく、週に数回・一食のみの置き換えにするなど、飼い主さんが調整してあげてください。
また、未開封時の賞味期限は長いですが、開封してしまうと約一日で賞味期限が切れてしまいます。
水分が多い分、時間が経つにつれて鮮度も味も落ちていくので、開封済みのものは一食で食べてもらうようにし、もし余ってしまったら猫の為にも捨てましょう。
万猫受けするフレークタイプのキャットフードですが、味の好みは猫それぞれです。
種類が豊富で、色々なものを試しやすい価格なので、猫好みのものを見つけてあげられるといいですね。