
私たちは大量に食材を買ったとき、食材を冷凍庫で凍らせることがあります。
冷凍保存は食材を長持ちさせてくれるので、とても便利な保存方法ですよね。
では、キャットフードを大量に買ったとき、冷凍保存すれば購入時の品質を保てるのでしょうか。
そもそもキャットフードは冷凍に向いているのでしょうか。
今回は、キャットフードは冷凍しても良いのかに、詳しく解説していきます。
結論からいうと、キャットフードは冷凍しても大丈夫です。
キャットフードを保存するとき、酸化に気を配っている飼い主さんが多いかと思いますが、冷凍保存することでキャットフードが酸化するスピードを遅くすることが出来ます。
購入時の風味を損なうこともなく、鮮度も保てます。
しかし、冷凍方法や解凍方法を間違えると、キャットフードを食べてくれなかったり、カビが生えてしまう可能性があるので注意が必要です。
2-1.ドライキャットフード
未開封の場合は、購入時の状態のまま冷凍庫に入れましょう。
冷凍庫内のニオイ移りを防ぐため、開封後は購入時の袋のままではなく、ジップロックやタッパーに小分けしてから冷凍しましょう。
1食分、1日分に小分けしておけば、計量の手間も省くことが出来、解凍する際も便利です。
1週間分ごとに小分けして冷凍する場合は、解凍の際必要な分を素早く器に移し替えるようにしましょう。
解凍と冷凍を繰り返すと、鮮度も落ちますし酸化やカビの原因になります。
出来るだけ小分けした容器内の空気を抜き、脱酸素剤や乾燥剤を入れておくと、さらに鮮度を保つことが出来ます。
2-2.ウェットキャットフード
未開封の場合は、購入時の状態のまま冷凍庫に入れましょう。
開封後のものは、蓋の閉まる容器に移し替えて冷凍しましょう。
ウェットキャットフードは水分が多い分、開封後のものを冷凍し解凍すると、購入時のものと比べ味や香りが変わってしまいます。
出来れば食べ切ることが出来る量を購入してあげたいですね。
キャットフードを冷凍保存しておけば、開封後のものでも3~4ヶ月は美味しく食べることが出来ます。
しかし、保存期間が長くなればなるほど美味しくなくなるのは事実です。
開封後のものは、なるべく早めに食べ切るようにしましょう。
冷凍庫は食材の鮮度を簡単に保てる便利な家電です。
しかし、鮮度が保てるからといって、賞味期限が永遠になるわけではありません。
冷凍保存していても賞味期限には気を配り、猫の健康を維持するサポートをしてあげましょう。