猫ごはんを考える会

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目やにも放っておくと危険!キャットフードでできる予防とは

1.目やにの状態で原因がわかる

猫も人間と同じように、目やにが出ることがありますが、老廃物が出ているだけの目やにもあれば、アレルギーやウイルス感染により出るものもあります。目やにの種類はある程度色で見分けることができます。

白っぽかったり、クリーム色の目やにが出ている場合は何かしらの病気の疑いがありますので、すぐに病院へ行きましょう。目やにを放っておくと、まぶたがくっついてしまい失明に繋がる恐れもあるので、普段の手入れと早めの対応が重要です。

黒っぽいものや焦げ茶色っぽい目やには、涙とゴミや老廃物が混ざってできてしまっているものの可能性が高いです。何か病気になっているわけではないのですが、キャットフードの質が影響していることが考えられます。

今回は、そんな目やにで困っている猫への対処法と、おすすめのキャットフードをご紹介します。

2.なるべく目やにを出さないために

出てしまった目やにはしっかり処置することが大切ですが、そもそも予防するとしたらどんな方法があるのでしょうか。
冒頭にもあるように、老廃物が原因で目やにが出ているものは、キャットフードの質が原因と考えられます。

2-1.アレルゲンを避ける
不要な添加物が大量に入っていたり、そもそも食べているものの中にアレルギーを引き起こしているものが入ってる可能性もあります。
そのため、キャットフードを選ぶ基準としては、アレルギーになりにくいものであるか、消化性の良い高タンパクなものをメインに作られているかが大きく関わってきます。
アレルギーでいえば、白身魚やサーモン、ダックといったものはアレルギーになりにくいといわれているので、こういった原材料に着目すると良いでしょう。

2-2.無添加
添加物に関しては、プレミアムフードとよばれるキャットフードをおすすめします。
添加物をほとんど使わずに作ることを目的としており、人間が食べても大丈夫なくらいに材料を厳選したキャットフードです。

2-3.グレインフリーキャットフード
高タンパクのキャットフードを選ぶには、グレインフリーとよばれるキャットフードを選びましょう。
一般的なキャットフードは、あまり栄養価の高くない穀類を主な原料としているものがありますが、グレインフリーとは穀類不使用のキャットフードで、本来の猫が主食としている肉類をメインに作られたキャットフードです。

猫の消化のしくみも、肉類の方がより吸収されやすく、穀類のようにあまり必要としない成分の消化は苦手だとされています。こうした不要なものを大量に与え続けることが老廃物を多くする原因にも繋がり、目やににも影響が出てしまうのです。
より消化性の高いタンパク質が含まれたキャットフードを選び、代謝をよくして老廃物を減らすことが、目やにの減少にも繋がります。

3.目やにが出てしまったら

初めに説明した通り、白い目やにが出ている場合はすぐに病院へ行くことをおすすめしますが、黒い目やにの場合は家庭でのケアをしっかりしておけば重症になる前に改善していけます。
基本的には、こまめに拭き取って目の回りを清潔にしておく事が大切です。いくら病気の可能性が低いとはいえ、老廃物をいつまでも放置しておくのはよくありません。

ただ、その時に重要なのはムリヤリこすりとったりしないことです。
目やにが湿っていて取りやすい場合は良いのですが、固まって取りづらくなっているものもあります。そういう場合は一度、布や脱脂綿等をぬるま湯に濡らし、ふやかすように目やにに当てます。
無理に取ろうとして、目を傷つけたり、そこに細菌が入ったりして別の病気になりかねないので、丁寧に処置してください。

4.身体の内側から改善を

一見、目やにとキャットフードに関係性が無さそうでも、食べているものが巡り巡って影響を与えているのですね。家庭で対応できるレベルなのかは目やにの状態を見ながら、不安なときは迷わず病院へ行きましょう。
キャットフードを見直して体内環境を整え、原因を根本から改善していってくださいね。