猫ごはんを考える会

キャットフードの保存

キャットフードの保存性については、水分含有量がポイントです。
少なければ少ないほど、劣化しにくくなります。

しかし缶詰やパウチは、完全に密閉されていますので、未開封ならかなり持ちます。
これらのものは保存料や酸化防止剤がはいっていないのが利点でもあります。
そのため、開封後はすぐに酸化し、食べられなくなりますから注意が必要です。

保存のポイントをまとめました。

◯ドライフード(水分含有量10%未満)
冷暗所に保存の上、開封後はできるだけはやく食べ切りましょう。
個包装されているもののほうがベターです。
開封後でも、冷蔵庫は結露のためむしろ劣化する可能性があるので、冷暗所が望ましいです。

◯セミモイスト(水分含有量25%?35%)
ドライフードより、ふっくらした食感で、日持ちは悪いです。
開封後は密閉して、冷蔵庫に保存した上で、数日以内に食べ切りましょう。
個包装してある場合がほとんどです。

◯ウェットタイプ(水分含有量80%以上)
缶詰やパウチが、ウェットタイプに分類されます。
食感がより猫の食性にあっているため、好む猫が多いといえます。

開封後は冷凍庫か、冷蔵ならその日のうちに食べ切ります。
冷凍したあとは、タンパク質の劣化をふせぐため自然解凍が望ましいですが、
風味がおちますので、トッピングなどをするとより食べるようになるかもしれません。

どんなに栄養に配慮した、無添加の高級フードも、腐ってしまっては体に害をなします。
ドライフードの多くには、ビタミンB1が入っていますが、古くなるとビタミンB1が壊れてしまいます。
そのため、フードには添加されているはずなのに、最終的にビタミンB1欠乏症におちいることもあるのです。

ビタミンB1(チアミン)欠乏症の初期症状は食欲不振、嘔吐、瞳孔が開くなどがあり、最悪死にいたることもある恐ろしい病気です。
魚ばかり食べている猫にも、起こりがちな病気です。

ドライフードだからと安心せず適切な保存を心がけましょう。
まとめて買って、安くすませたいところですが、できれば新鮮な小分けパックの方がネコの健康のためにも良いと思います。