猫ごはんを考える会

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キャットフードの内容量

内容量とは、その名のとおりキャットフードの量(g、㎏)のことを表します。
キャットフードを選ぶとき原材料や価格を最重視する方はいても、内容量を最重視する方は少ないのではないでしょうか。
今回は、キャットフードの内容量について解説していきます。

1.猫の食事量はどれくらい?

1-1.ドライフードの場合
子猫の場合は、カロリーを沢山摂取しなければならないので、100g=411kcalとした場合一日あたり50~70g。
成猫の場合は猫の大きさにもよりますが、100g=382kcalとした場合一日あたり45~85gが平均的です。
一ヶ月で換算すると、子猫の場合1.5㎏~2.1㎏、成猫の場合1.3㎏~2.5㎏のキャットフードが必要になってきます。

1-2.ウェットフードの場合
ウェットフードはドライフードに比べ、70~80%が水分なのでカロリーが低くなっています。
そのため、与える量は必然的に多くなってきます。
レトルトのスープタイプのもので、一袋40g=15kcalとした場合一日あたり80g、缶詰タイプのものだと一缶70g=35kcalとした場合一日あたり70gが平均的です。
ウェットフードだけでは、一日に必要なカロリー・栄養素が足りなくなってしまうので、ドライフードと組み合わせて与える前提の食事量となっています。

2.ドライフード、ウェットフードの内容量

2-1.ドライフードの場合
ドライフードは一袋あたり、1~5㎏のものが主流です。
大量生産することが可能なので、内容量は多くても価格はウェットフードより安く設定されています。
殆どの猫はドライフードが主食ですので種類も豊富で、一匹のみ飼っている場合でも多頭飼いの場合でも、量が調整しやすくなっています。

2-2.ウェットフードの場合
一袋(一缶)あたり、40g~160gのものが主流です。
40gのものは一食食べきりサイズですので、餌の量を計量する手間を省くことが出来ます。
スープタイプのものが多いので、ドライフードと併用して与える必要があります。
人間の私たちでも食べたくなるようなものが多く、猫の食いつきもとてもいいのですが、あまりコストパフォーマンスはよくないですよね。
160gのものは猫缶タイプなのですが、ウェットフードしか食べない猫にオススメです。
開封後は一日で食べきる必要があるものの、冷蔵庫で保管しながら小分けにして与えることが出来ます。
ドライフードと併用して与える必要がないので、スープタイプのものと比べるとコストパフォーマンスは高くなっています。

3.購入するときの注意点

3-1.猫の必要量に合わせて、食べ切れる量を購入する
ドライキャットフードには、小分けになっているもの、大袋のものがありますが、鮮度を保つには小分けになっているものがオススメです。
ドライキャットフードは空気に触れた時点で酸化が進んでいきますので、開封後一ヶ月が賞味期限だと言われています。
ですので、大袋の場合は特に注意が必要です。
5㎏の大袋タイプのドライキャットフードが安く売っていたとしましょう。
あなたが多頭飼いをしていて、開封後一ヶ月以内に消費することが可能ならいいのですが、1頭しか飼っていない場合、猫の一ヶ月あたりの食事量は多くても2㎏前後ですよね。
そうなると、一ヶ月以内に食べ切ることが出来ず、賞味期限が切れてしまいます。
賞味期限が切れたキャットフードを猫に与えるのはよくないので、約3㎏分処分することになり、安く買ったはずなのに、かえって高い買い物になってしまいます。
大袋のものを買う時は、一ヶ月以内に食べ切れる量のものを選ぶようにしましょう。

3-2.大量購入したら、冷凍庫で保管する
もし大袋のキャットフードを購入した場合は、開封した時点でフリーザーパックに小分けにし、冷凍庫で保管する方法もあります。
冷凍庫内では、キャットフードの酸化が進みにくいので、開封後1~3ヶ月程度保管することが出来ます。
解凍も冷蔵庫に移して自然解凍させた後、常温に戻すだけですので簡単です。
冷蔵庫での長期保管は出来ないので注意してください。
保管に推奨されている“冷暗所”ではありますが、湿気が多いので酸化が進み、カビが生えてしまう可能性があります。
冷凍、解凍を繰り返すと鮮度が落ちてしまうので、一度解凍したものは必ず食べ切るようにしましょう。

4.まとめ

猫の一ヶ月の食事量をきちんと把握することで、折角買ったキャットフードの賞味期限を切らしてしまう可能性が低くなります。
外国産のプレミアムフードは、大袋タイプが主流ですので特に内容量には気を付けたいですよね。
購入したキャットフードの賞味期限の管理に加えて、猫が一ヶ月に食べるフードの量も注意して見てあげましょう。