
キャットフードを変えたとき、猫が痩せてしまうことがあります。
肥満猫を獣医の指導の下ダイエットさせているのでしたら、痩せてもあまり気にならないかと思いますが、特にダイエットしているわけではないのに痩せてしまうと心配になりますよね。
今回は、キャットフードを変えて痩せてしまう原因を解説します。
猫が痩せてしまう一番の原因として、カロリー不足が考えられます。
ライフステージ別に分かれているキャットフードを与えている場合、猫の今の年齢や状態に合っていないものだと痩せてしまう可能性があります。
ライフステージ別キャットフードは、子猫用>成猫用>シニア猫用という順にカロリーが高くなっています。
子猫に成猫用キャットフードを与えたり、成猫にシニア猫用キャットフードを与えると痩せてしまいます。
1歳になったから成猫。7歳になったからシニア猫。と、猫の年齢だけで判断するのではなく、猫の成長具合や、体重、運動量を見て調整してあげられるといいですね。
猫は高齢になると、食欲がなくなってきます。
食べない=カロリーが摂取出来ないので、痩せてしまいます。
キャットフードが原因というよりは、猫の年齢が原因(自然現象)なので、これ以上痩せないためにもキャットフードを変えてあげる必要があります。
また、子猫や成猫でもキャットフードを変えることで食欲がなくなり痩せてしまうことがあります。
これはキャットフードの味が、猫の好みに合っていないことが原因として考えられます。
不味いキャットフードを食べるくらいなら食べない!と、美味しいキャットフードが出てくるのを待っていることもあります。
しかし、24時間以上何も口にしない場合は病気の可能性があるので、そういう場合は病院に連れて行きましょう。
体重を増やすためには、カロリーを摂取することが一番の近道です。
キャットフードを選ぶときは、脂質が多く含まれているものを選んであげましょう。
脂質が多く含まれているキャットフードは、食欲増進効果があります。
食いつきがよくなるのでオススメです。
また、普段の食事にプラスして、一般食(副食)のウェットキャットフードを与えることもオススメです。
食欲増進効果がある他、手軽にカロリーを摂取することが出来ます。
ほぼ舐めるだけで食べることが出来るので、歯の未発達な子猫、食欲がない成猫、歯が抜けてしまったシニア猫、すべての猫に無理なく食べてもらうことが出来ます。
猫は痩せてしまっても、太りすぎてしまってもよくありません。
猫の体重をこまめに計るようにし、キャットフードで調整してあげましょう。