猫ごはんを考える会

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無添加のキャットフードに変えて食べなくなった場合

猫の健康のことを考えて無添加のキャットフードに変えたにもかかわらず、変えた途端一切食べてくれなくなることがあります。
「無添加は体にいいもののはずなのに何故だろう?」と思いますよね。
すべての猫が無添加キャットフードを好むわけではないのです。

今回は、無添加のキャットフードを食べない原因と、食べてもらう方法を紹介していきます。

1.無添加のキャットフードの特徴

無添加のキャットフードの特徴は、なんといっても猫の健康を第一に考えて作られているということです。
余計なものが入っていないので、タンパク質や脂質といった猫に必要な栄養を最大限摂取することが出来ます。

しかし、市販のドライキャットフードは約1年半から2年賞味期限がありますが、無添加のキャットフードの賞味期限は約1年です。
添加物の代わりにタンパク質や脂質を多く使用しているので、価格も添加物を使用しているキャットフードと比べると高価です。
また、市場には殆ど出回っておらず、インターネット通販でしか買えません。

手軽に買うことが出来ないうえに賞味期限が短くて高いと聞くと、不便で割高に感じるかもしれませんが、猫の将来的な病気のリスクを減らすことが出来るので結果的にお得なのです。

2.無添加のキャットフードの食いつきが悪い理由

市販されているキャットフードの殆どには人工添加物が使用されています。
キャットフードを低コストで大量に生産するために必要不可欠だからです。
添加物入りのキャットフードに慣れている猫は、無添加のキャットフードに馴染みがありません。

人工添加物入りのキャットフードはコンビニ弁当。
無添加のキャットフードは健康的な和食。
そう考えると分かりやすいでしょう。

毎日コンビニ弁当を食べていたのに、急に玄米と減塩の味噌汁のみに変えられたら物足りなく感じますよね。
私たち人間は物足りないくらいが健康にいいと思うことが出来ますが、猫は無添加のキャットフードを「健康にいい」と解釈してくれないので、食べてくれないのです。

食べてもらうには、慣れと工夫が必要です。
次項で無添加のキャットフードを食べてもらう方法を紹介していきますね。

3.無添加のキャットフードを食べてもらうにはどうすればいい?

まずは無添加のキャットフードの味に慣れさせる必要があります。
折角だから全て無添加のものを!という考えは一旦置いておいて、一週間ほどの時間を掛けて今与えているキャットフードの割合を減らしていくことから始めましょう。
時間を掛けることで、自然と食べてくれるようになります。

また、切り替えていく最終段階で、無添加のキャットフードにふりかけ等のトッピングを加えてあげることも大切です。
最終段階では、添加物入り 1:無添加 9 くらいの割合になっていると思いますが、猫もキャットフードが薄味になっていると勘付くかもしれません。
そんなときトッピングを使用することで、猫の舌を誤魔化すことが出来ます。

無添加キャットフードは薄味と紹介しましたが、美味しくて食いつきがいいと評判のキャットフードもあるので、どうしても食べてくれないときは別の種類の無添加キャットフードを試してみてもいいかもしれません。

4.おわりに

キャットフードの切り替えは根気のいる作業です。
特に無添加キャットフードへの切り替えは大変です。
しかし、食いつきが悪くなってもそこまで気にする必要はありません。
食いつき重視の人工添加物入りキャットフードと違って、無添加キャットフードは少量でも必要な栄養が摂れるように作られています。
食べる量が減っても栄養は足りていることが多いので、焦らずゆっくり切り替えてあげましょう。