猫ごはんを考える会

高齢猫用キャットフードの選び方

愛猫家の皆さんにとって、キャットフード選びはとても重要な要素だと思います。
今回は高齢猫用のキャットフードの選び方のコツを紹介していきます。

1.シニア猫とは?人間でいう何歳?

猫は7歳をすぎるとシニア世代の仲間入りです。人間の年齢では44歳といわれています。
44歳なんてまだまだ若い!と思いがちですが、猫は生後2年で24歳ほど、そこを過ぎると1年で4歳ずつ歳をとっていきます。
8歳になれば48歳、9歳になれば52歳。猫は私たちの4倍の速度で衰えていくのです。
私たちも年を重ねていくと、体力がなくなったり、食べ物の好みが変わったりしませんか?
猫も同じです。
なので、飼い主の私たちが猫の食生活をサポートしてあげましょう。

2.成猫用キャットフードとの違い・選び方

2-1.低カロリー・低脂肪
高齢猫用のキャットフードは成猫用のものに比べ、低カロリー低たんぱくになるように作られています。
なぜなら、若いころと比べて運動量も減り代謝も悪くなってくるからです。
私たちはその日の気分によって食べるものを変えたり、運動をすることで調整出来ますが、猫は基本的に毎日同じフードを食べ、運動で体重調整をすることは出来ません。
いつまでも成猫用のキャットフードを食べていたら、栄養のとりすぎで肥満になってしまいます。
肥満になると、心臓や呼吸器系の病気になりやすくなったり、重い体を支えることにより関節に負担がかかりやすくなります。
だからこそ、年齢に合わせたフード選びがとても大切になってくるのです。

2-2.消化の良い食材
高齢猫用のキャットフードは低カロリー低脂肪につくられていますが、成猫用のキャットフードは穀物の比率が多めになっています。
7歳を超えるとだんだんと消化力が低下していくのですが、元々猫は腸が短いので穀類を消化するのが苦手です。
魚やポテト、チキンなどを含んだフードは消化にいいので、高齢猫にフードを選ぶときはこれらの食材が入ったものを選ぶようにしましょう。
下部尿路の病気にもかかりやすくなってくるので、マグネシウムの少ないものを選ぶことも大切です。

3.ドライとウェット、どちらが良いか

フードのタイプは歯が丈夫なうちはドライフードで問題ありません。
しかし、年を重ねるにつれて歯茎が脆くなって歯が抜けたり、それに伴い咀嚼力が低下していきます。
食べにくそうにしていたらウェットタイプのキャットフードに変えてあげましょう。
食べることに幸せを感じるのは猫も人間も同じです。
食べづらく、美味しくないご飯が毎日続くととてもストレスが溜まってしまいますよね。
食事の管理が出来るのは飼い主のあなただけだということを忘れないでいてください。

4.まとめ

ペットとして飼われている猫の寿命は年々伸びています。
一番の要因は、キャットフードの進歩と言われています。
昔は当たり前に人間と同じものを与えていたので、野良猫と同じ5年ほどしか生きられませんでした。
しかし今は平均で10年以上、長生きする猫だと15年以上一緒に過ごすことができます。

猫は人間よりはやいペースで歳をとっていきます。
長生きしてもらうためにも、しっかりと年齢に合わせたフード選びをし、猫の負担を減らしてあげましょう。