猫ごはんを考える会

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多くの猫の悩みを解決!毛玉ケア用キャットフード

1.綺麗好きだからこそ抱える問題

毛繕いをすることは、猫の生活に欠かせない日課の一つです。このとき、身体中を舐めた後はそのまま毛を飲み込んでいます。
猫の中ではそれは通常の事なのであまり気にする必要はないのですが、中には毛が胃に残り、満足に排泄できずに胃炎などの別の病気を引き起こしてしまう可能性もあります。
飲み込む量を減らすために、ある程度は飼い主がブラッシングすることで軽減できますが、私たちが思っている以上に猫たちは毛繕いを行っているのです。

そこで少しでも愛猫の負担を減らすためにも、最近では毛玉ケア用のキャットフードも多く見かけるようになりました。このキャットフードは、便と共に自然に毛玉が排泄されるようサポートしてくれるフードです。
今回は、そんな毛玉ケア用キャットフードをご紹介します。

2.毛玉ケアで大事な成分は?

2-1.食物繊維の質
人間もですが、やはり食物繊維が重要です。とはいえ、食物繊維であれば何でも良いわけではありません。
さつまいもやかぼちゃなどといった野菜に含まれる食物繊維は良いのですか、名前だけ繊維質を語っているようなものもあります。

キャットフードの成分表に「ビートパルプ」や「セルロース」と書いてあるものの繊維質は、実際のところ便通が良くなるような食物繊維ではありません。

ビートパルプはむしろ便を固くする効果があるので、毛玉ケアで悩んでいる猫には不向きです。しかし、お腹が緩かったり、下痢ぎみの猫には良いかもしれませんね。食物繊維の質を考えるなら、穀類メインのものではなく野菜由来であることに注目しましょう。

2-2.高タンパク・低炭水化物で消化に良いもの
キャットフード選びの基本でもありますが、消化にも関係する事なのでこれらは毛玉ケアにも重要な要素になります。本来、肉食動物である猫は穀類よりも肉や魚の方が消化吸収しやすい体であるため、成分表の最初に肉や魚の表記があることもチェックしましょう。

消化が良く、アレルギーの危険性の少ないものにサーモンや白身魚が挙げられます。
サーモンや白身魚がメインで食物繊維の質も良ければ、栄養素の内容としては最高ですね。

3.毛玉ケア用キャットフードを与えるときの注意

一時的にではなく、主食として与え続けて様子を見るのが良いでしょう。ほかのキャットフードと混ぜて与えるのは、あまりよくありません。前のキャットフードから移行する際、慣れてもらうために少しずつ混ぜるのは仕方ないですが、フードに慣れたらそれを主食として与え続けましょう。

というのも、毛玉ケア用ではないキャットフードと一緒にすると、せっかくの効果が発揮されない可能性があるからです。

4.自分で見極める力を養う

食物繊維という言葉の裏にも、良し悪しがあるのですね。毛玉ケア用のフードであっても、細かく見ると主な原材料の質をおろそかにしがちなフードもたくさんあるので、袋のネーミングだけにとらわれず自分の目で確かめることも重要です。

自分自身で知識を増やし、まずは成分表を見るクセをつけると良いと思います。
あとは、食べ続ける事も考えるとフードのアレルギーや相性を考えることも大切です。
まずは愛猫の体と相談し、ピッタリなフードを見つけてくださいね。