猫ごはんを考える会

植物由来成分使用で健康的

人間にとって、野菜不足は必須栄養素の不足を招き、身体の調子を悪くします。
しかし、それはあくまでも人間の話。
猫の場合、「植物由来成分」に健康効果はあるのでしょうか?

猫の食性を雑食だと考えるひとが増えています。
食性というのは元々身体が必要としている栄養で、何万年もかけて出来上がってきたもの。
環境によってそうそう変わることはありません。

犬と猫は、同列に語られることが多いのですが、その食性をみると似て非なるものだということがわかります。
Wikipedia【猫】によると、猫の原種は中東の砂漠などに生息していたリビアヤマネコで、ネズミや野ウサギなどを主食としていました。
穀物には手を出さず、害獣のみを捕食することから、穀物を守る生き物として、人間と共存するようになりました。

例えば他におなじネコ科の生き物では、トラやライオンといった大型種も含まれます。
ライオンは草は全く食べず、草食動物を内臓ごと食べます。
では、猫は基本的には肉だけをたべていればよい、となりそうですが、野菜は一切必要ないかというと、そうではありません。

自らの消化できない、植物性の栄養素は、獲物の胃の内容物から間接的に摂取しているのです。
猫の場合は、ネズミなどを捕食していました。
つまり、植物を消化するにはむいていないけれども、植物由来の成分は、猫にとって必要なのです。

特に、必須脂肪酸や食物繊維、抗酸化成分は植物由来の有効成分です。
食物繊維は、お腹の調子を整えるために、有効です。
オメガ3系・6系脂肪酸に代表される必須脂肪酸は、美しい毛並みを保ち、緑茶やトマトに含まれる抗酸化成分は身体全体の新陳代謝を促します。

肉食だからといって、人間の食べるささみ、胸肉、もも肉など、内臓以外の部分ばかりを与えていると、むしろ体調不良に陥る可能性があります。
「半分消化された状態の野菜」が猫の食事には必要ということです。

亜麻の種子、月見草オイルなどハーブ系の原材料は便の匂いもなくし、よく使用される成分です。