
スーパーやホームセンターでは、色々な種類のキャットフードが売られています。
種類だけでなく、値段にも大きな開きがあります。
消費者としては一円でも安いものを買いたくなりますが、大切なペットにとって、その餌は毒になるものかもしれません。
安いキャットフードには、安い訳があります。
人間がとても食べられないような、粗悪な肉を使用していたり、
日持ちのために大量の防腐剤を使用することで、安く大量に製造し、安価で販売することを可能にしている可能性があります。
また、猫は本来肉食ですので、肉を食べるのが理想的ですが、かさを増すために、大量にとうもろこしや穀物が利用されていることがあります。
これらは本来食べるべきものではないので、アレルギーのもとになることがあります。
平成21年にペットフード安全法が施行されてからは、規格に合わないペットフードは輸入・販売できなくなりました。
また原産国名、原材料名、賞味期限、製造業者の名称などの表示が義務化されました。
最低限、表示を確認して購入しましょう。
安心安全と判断する上で、ポイントがいくつかあります。
①値段の安すぎるものには要注意!安い理由を見極めて、納得のいくものを購入しましょう。
②ペットフード公正取引協議会に加入しているメーカー
ペットフード公正取引協議会は、1974年に設立された事業者団体です。
公正な競争の確保と消費者保護のため、自主的に設定されたルールに基づいて公正競争規約を決めています。
平成12年より『AAFCO(全米飼料検査官協会)』の栄養基準と給与試験方法が採用されており、
この協議会に加入している以上、適正な試買検査を受けていることは、信頼してもよいでしょう。
③原材料をきちんとチェックして。
赤1号などの着色料、香料の多くは全く必要のない添加物です。
フードの裏面を確認すると原材料が表示されています。
ドライフードよりは缶やパウチのものが、保存料や酸化防止剤がはいっておらず、比較的安心といえます。
同じ商品なら、ホームセンターの店頭で購入するのが一番安いようです。
色々と見極める目をもちたいものですね。