猫ごはんを考える会

食の細い猫にはどんなキャットフードがいいのか

猫は食事量にムラがある動物ですが、連日あまりにも食が細いと心配になりますよね。
食が細い猫を飼っている飼い主さんは、今与えているキャットフードを変えることも検討されているのではないでしょうか。
今回は食の細い猫にはどんなキャットフードがいいのかについて、詳しく解説していきます。

1.猫が一日に必要とするカロリー量とは?

成猫が一日に必要とするカロリーは、体重×80kcalで算出することが出来ます。
子猫の場合は体重×200kcalで、体重が3キロを越えたら徐々に減らしていき、80という数値に近付けていくといいでしょう。
運動量の少ない猫やシニア猫は、体重×50~70kcalで算出したカロリーのキャットフードを与えれば、肥満を予防することが出来ます。

この計算式で算出したカロリー量のキャットフードを、連日大量に残す猫ならば注意が必要です。
必要なカロリーが摂れないと痩せていってしまい、筋力も衰え寝たきり状態になってしまう可能性があります。

食の細い原因を調べ、キャットフードの種類や与え方を変えてみましょう。

2.猫の食が細いときに考えられる原因

2-1.年齢が原因
猫も歳をとると食が細くなります。
特に高齢猫は、噛む力が弱くなり歯も抜け落ちるので、上手にキャットフードを食べることが出来ません。
また、一日中寝ていることが増えるので、代謝も低くなりお腹もあまり減らなくなります。

運動量が増えれば代謝も上がり食欲も増進するのですが、高齢猫の運動量を増やすのは困難です。
その為、高齢猫でも食べやすいキャットフードに変えることを考えてあげる必要があります。

2-2.その日の気分が原因
猫は元々自分で狩りをしていた動物なので、数日間獲物がとれない時には水分だけで生活していました。
その為、3、4日食が細い程度では心配する必要はありません。
猫は気分屋なので、ご飯を食べる気分ではない日もあるのです。
しかし、24時間以上なにも食べない場合は注意が必要です。

キャットフードを手から食べさせてあげたり、沢山遊んであげると気分が変わって食べてくれるようになるかもしれません。

2-3.味に飽きたことが原因
猫は気分屋で美食家です。
毎日同じ餌を与えていると、味に飽きてしまうこともあります。

しかし、食べないからといってコロコロ餌を変えてしまうと、猫も食べなければ新しい味のキャットフードがもらえると学習してしまいます。
今のキャットフードにトッピングをして食べてもらうか、根気よく同じものを出し続ける必要があります。

2-4.病気
病気になると当然食欲もなくなります。
消化器系の病気、風邪で発熱している、その他感染症、口内炎が痛くて食べられない等様々な原因があるので、猫の耳が熱くなっていたりぐったりしているようなら病院で原因を調べてもらいましょう。

下痢、嘔吐、血尿等があった場合は、様子見せずにすぐ病院に連れていってあげる必要があります。

3.食の細い猫に選んであげたいキャットフード

3-1.栄養価が高いもの
少ない量しか食べなくても、一日に必要な栄養素が摂れていれば問題ありません。
タンパク質、脂質がバランスよく配合されていて、ビタミンミネラルが含まれているキャットフードを選んであげましょう。

3-2.嗜好性が高く、水分を多く含んでいるもの
猫はニオイにつられて餌を食べます。
その為食の細いときには、香りがよく水分が多く含まれているウェットキャットフードがオススメです。
味も猫好みに工夫されているものも多いので、食べてくれるかもしれません。

また、食が細い猫は生まれつき消化器系が弱い可能性もあります。
ウェットフードは水分が多いため消化に良いので、消化器官にかかる負担を減らすことができます。
総合栄養食と表示のあるものはそのまま与えても問題ありませんが、一般食・副食と表示のあるものはドライキャットフードと混ぜて与えてあげてください。

3-3.今与えているキャットフードをふやかす
キャットフードが食べづらいことが原因なこともあるので、ぬるま湯に10分程度浸けてふやかしたドライキャットフードを与えれば食べてくれるかもしれません。
食べ慣れている味のキャットフードは猫にストレスを与えないので、高齢猫の食が細いときはふやかしてあげることをオススメします。

4.おわりに

猫の食欲がないと気付けるということは、日頃からよく猫のことを見ている証です。
そんな飼い主さんなら、猫の状態に合わせて上手にキャットフードを選んであげられるのではないでしょうか。