
今はインターネット通販や、スーパー、ホームセンターなどで実に、様々なキャットフードがうっています。
ドライフードも多いですが、レトルトや缶詰は、特になんだか美味しそうなうたい文句や、食欲をそそるパッケージ。
思わず食べてみたくなってしまいます。
しかし、味はどうなのでしょう。
ペットフードメーカーの開発の人たちは、実際に食べてみているなどのうわさもありますが、
実はちょっとだけ食べてみた、という方は結構いるようです。
食べてみた人の感想を紹介します。
「匂いのわりに、味がしない。超薄味!」
「おやつ用のかまぼこには、味がしっかりついていた」
「ウェットのモンプチは、皿をかえれば食事になる。マヨネーズとまぜたらいける味。」
などなど、色々な意見があるようです。
実は猫は匂いで食事を選ぶことが多く、そのため味の割には匂いがつよく、加工してあるものが多いようです。
猫は味覚よりも嗅覚が優れているので、キャットフードは匂いで食欲を感じるように香料が添加されています。
調味料は負担になるだけで、必要ないので、味付けはされていません。
安価なフードの中には、炭水化物を多く入れ、香料で肉のような香りをつけて食べさせるようなものもあるようです。
それでは、猫にとって人間のごはんは、おいしいのでしょうか。
猫に人間のご飯をあげると、喜んで食べる場合がほとんどです。
比べてみれば、やはり味でいったら、キャットフードは美味しくはない、といったところでしょうか。
ちなみにプレミアムとよばれるフードは「プレミアム=贅沢=美味しい」と思いがちです。
ですが、美味しいからプレミアム、というよりも、猫本来の食性にちかい設計で、
肉の品質や原材料にこだわったものがプレミアムとよばれています。
味はついていませんし、香料無添加のことも多いので、意外と猫にすかれなかったりします。
キャットフードは薄味で、カロリーも控えめですが、肉のランクや衛生管理、添加物の量など、
人間がたべる基準(食品衛生法)よりずっと低いので、お勧めできません。
味付け、配合は問題なくても、衛生管理、添加物をふくめた原材料まで問題ないかは、わかりません。
当たり前ですが、食べるのはやめましょう。