猫ごはんを考える会

獣医が勧める食事療法

大きな怪我や、手術のあと、持病などの治療に、特別な傷病犬用のフードが処方されることがあります。
獣医が進める、食事療法にはどのようなものがあるのでしょうか。

代表的なロイヤルカナンの療養食シリーズを紹介します。

●減量サポート/満腹感サポート ドライ/パウチ
減量サポートは、肥満傾向の猫の減量を目的に、特別に調製された食事療法食になります。
カロリーを制限しながらも、必要なタンパク質やビタミン・ミネラルなどバランスよく摂取できるように設計されています。
「満腹感サポート」と併用することで、少ないカロリーでも満足感を得ることができます。

●糖コントロール
猫も、糖尿病になることがあります。
糖コントロールは、糖尿病の猫のために、調製された食事療法食になります。
糖の吸収速度の遅い炭水化物 (大麦)をメインに、高タンパク質、低脂肪、低炭水化物を特徴としています。
肝リピドーシスの猫にも。

●肝臓サポート
肝疾患や胆管疾患の猫のための食事療法食です。
消化性の高い良質なタンパク質を配合、銅の含有量を減らし、かつ十分なカロリーを摂取できるようにカロリー密度を高めています。

●低分子プロテイン/セレクトプロテイン
プロテインを低分子化することにより、食物アレルギーによる皮膚疾患・消化器疾患の症状を改善します。
アレルギーの原因となりにくい加水分解したタンパク源を使用しています。
消化性のよいダックや米を原料としています。

●消化器サポート
消化器疾患の猫のための食事療法食です。
消化性が高い原材料を使用。
腸内細菌バランスを改善するため可溶性食物繊維やフラクトオリゴ糖配合。
可溶性繊維を含み、便通を改善する療法食もあります。

●腎臓サポート
慢性腎臓病を抱える猫のために、リンの含有量を制限し、タンパク質と必須脂肪酸を増量。

●phコントロール
高齢の猫によく発病する、下部尿路疾患(結石症)のための療法食。
尿のphを調整し、結石の発生を防ぎます。

●退院サポート/高栄養 
大病をして体力、免疫力の落ちている猫のための、フードです。
疾病回復期、手術後および成長期、妊娠・授乳期の猫に。
カロリー、各栄養素すべて強化しています。