猫ごはんを考える会

※当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

獣医が選ぶキャットフード

獣医のところへいくと、色々なフードのサンプルが置いてあります。
よく、ペットフードには、獣医師推奨、と謳っているものがありますが、基準はあるのでしょうか。

じつは、何をすれば「推奨」か、という基準は特にありません。
メーカーが直接個人の獣医師を何人かに内容を確認、試してもらって推奨をもらっているのが現状です。

アイムスはプロクター&ギャンブルの独自の調査結果で、満足度92%、獣医師推奨、としています。
もちろん、統計的に優位性があった結果ということですが、あくまで自称、ということは気にとめておいたほうがよいようです。
アイムスは、特にアメリカでは、大きく獣医師推奨を強調しているフードです。

よく混乱するのが、ユーカヌバとアイムスの関係。
ユーカヌバは店頭ではあまりみかけません。
こちらは、専門家にのみ(獣医やブリーダーショップなど)販売している、最先端の商品なのです。

スーパーなどで市販されているアイムスよりも高価ですが、ユーカヌバは、区分けが細かく、獣医師にも高評価です。
最高品質の原材料に常にこだわり、事前に150種類以上の品質検査をパスしています。

アイムスは、1946年に、動物栄養学者のポールアイムスが創業しました。
ポール・アイムスは、当時の残飯をたべる犬の生活に疑問をもち、理想的なペットフードをつくる!
との志から、オハイオ州立大学卒業後、オハイオ州デイトン近郊に「アイムスカンパニー」を、設立しました。
その大きな業績は、ペットフードに利用できる動物性タンパク質の開発でした。
今では普通に使われていますが、当時発売された「アイムス999」は非常に画期的な商品だったのです。

1969年、ユーカヌバを発売。
その最先端の技術で評判をよびます。
1999年からはP&Gに買収され、P&Gペットケアとしていまの形になっているのです。

ユーカヌバの特徴は、嗜好性が高いことや、カロリーが高めなこと。
よいフード悪いフードではなく、合う合わないが別れるようです。
便の様子や耳垢など体調をみながら、あげてみましょう。