
インターネット通販から、スーパー、ホームセンターまで、
色々な場所で売られている様様なキャットフードから、何を私たちは、なにを選べばよいでしょう。
ポイントは大きく、3つあります。
まず、会社として信頼がおけるかが大切です。
大企業である必要はありませんが、昔から続いている企業であるとか、
企業のコンプライアンスがしっかりしているか、製造現場がISOを取得しているなどです。
AAFCOの栄養基準に準じていること、ペットフード公正取引協議会加盟しているなどは最低条件といえます。
宣伝だけでない実態がしっかりしている会社であることが必要不可欠です。
もしくは、地元の商店のような、完全に「見える形」での手作り販売という形態をしているところで購入するのも、ひとつの方法です。
次に原材料への配慮です。
ペットフード安全法が施行されてから、原材料の表記に一定のルールができました。
法律に定められた表示義務は以下の内容です。
1 製造したペットフードの名称
2 数量
3 製造年月日
4 原材料の名称及び数量
5 原材料の製造業者、原産地
6 原材料がOEMの場合、名称及び数量に加え、できればその原材料の仕入れ年月日・仕入れ先の氏 名又は名称を記載。
フードを選ぶときは、裏面を必ず、確認しましょう。
ヨーロッパ、アメリカ、カナダ、日本の原産地は比較的信用がおけます。
ちなみに、「AAFCO認定」「承認」などの表示は、間違っているのでそのような商品は購入しないようにしましょう。
AAFCOは基準を決めているだけで認定などは行っていません。
特に添加物表記を確認、少なくとも香料や着色料は無添加で。
裏を必ずチェック。
最後は、一番大切なこと、それは愛猫の好みです。
飼い主にとっても、結局フードを食べてくれるかは、とても重要なことですね。
カリカリタイプかウェットタイプか、肉系か魚系か、自分の猫の好みを把握しておきましょう。
ドライフードは歯の健康と、保存性にすぐれ、セミモイストやウェットは、より肉にちかい食感が猫の嗜好にあっています。
ただ、ドライに比べて歯に残りやすく、歯石がたまりやすいので注意が必要です。