猫ごはんを考える会

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ドライキャットフードとウェットキャットフードではどちらが良いの?

猫を飼っている方が主食として与えていることが多いドライキャットフードとウェットキャットフード。
一体どちらのキャットフードが猫にとっていいのでしょうか。
今回は、ドライキャットフードとウェットキャットフードではどちらが良いのかについて、詳しく紹介していきます。

1.ドライキャットフードの特徴

1-1.総合栄養食なので主食になる
ドライキャットフードは総合栄養食なので、猫に主食として与えることが出来ます。
タンパク質、脂質、食物繊維等の栄養素が、バランスよく含まれている製品が多いことも特徴のひとつです。

1-2.長期保存が可能
未開封の場合、添加物の入っているものは約2年、無添加のものでも約1年保存することが出来ます。
また、乾燥しているので腐敗しにくく、密封容器に入れて湿気の少ない冷暗所で保管することで、開封後も約1ヶ月は美味しく食べることが出来ます。
小分けパックになっているものも多いので、そういったものを選べば簡単に管理出来るのも嬉しいポイントです。

1-3.一食あたりの価格が安い
スーパー等に出回っている安価なものだと、成猫の一食あたり約6円とかなりコストを抑えることが出来ます。
良質な材料を使ったものでも一食あたり約60円なので、コストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。
多頭飼いしている方は、ドライキャットフードを与えた方がお財布に優しいのではないのでしょうか。

1-4.含まれている水分量が少ない
製造工程でオーブンを使って乾燥させるので、含まれている水分量は10%以下と少ないです。
腐敗の心配がないので保存がしやすい反面、必ず水と一緒に与える必要があるので、水をあまり飲まない猫には不向きです。
また、硬い形状をしているので、歯石や歯周病を予防することが出来ます。
しかし、歯の未発達な子猫や、歯の抜け落ちてしまった高齢猫には食べづらいので、与える際は水でふやかす等の工夫が必要です。

2.ウェットキャットフードの特徴

2-1.味や種類が豊富
素材の形状が活かされているフレークタイプ、水分補給に向いているスープタイプ等、種類が豊富なので、猫の好みに合わせたものを選ぶことが出来ます。
一食ごとに小分けされているものも多いので、どの味が好きか少しずつ試すことも出来ます。
香りが強く嗜好性が高いので、食いつきもとてもいいです。

2-2.長期保存が可能
レトルトパウチのものは約2年、缶詰タイプは約3年とドライキャットフードよりも長く保存することが出来ます。
ただし、水分量が多く傷みやすいので、開封後は一日で食べ切る必要があります。
買うときは内容量をチェックし、なるべく一食で食べ切れる量を与えるようにしましょう。

2-3.一食あたりの価格が高い
安いものでも一食あたり約25円なので、ドライキャットフードと比べると価格が高いです。
また、開封後の期限が短いので、猫が味を気に入らず食べてくれない場合は捨てることになってしまいます。

2-4.含まれている水分量が多い
含まれている水分量が約75~85%なので、水を飲むのが苦手な猫にオススメです。
また、高タンパク低カロリーなので、ダイエット中の猫にも向いています。
しかし、歯にくっつきやすいので、歯石や口臭に注意する必要があります。

3.猫の状態にあったキャットフードを選ぼう

基本的にはドライキャットフードを主食とした方が、猫の健康にも飼い主の経済的にも良いと言えるでしょう。
しかし、ウェットキャットフードにも利点が沢山あるので、 “昼はウェットキャットフード、夜はドライキャットフード” “食欲がない時は、ドライキャットフードにウェットキャットフードを混ぜる” 等、上手に組み合わせて与えてあげることが一番オススメです。

4.おわりに

ドライキャットフードもウェットキャットフードも優れた主食です。
双方の利点を活かしながら、猫の状態に合わせたキャットフード選びが出来るといいですね。